鈴木大地手記

3連続、鈴木大地の記事になります。今日は本人手記の紹介です。オールスター明けの忙しい時に、これを書いていたかと思うと「大地に負担を掛けるな」と思いますが、そんなことも真面目に対応してしまうところは、大地たる所以でしょう。

開幕ベンチスタートからオールスター出場
ロッテ・鈴木大地が明かす「思い出深いあの試合」
(出典:文春オンライン)

FA権を取得した鈴木大地。井口監督の続投が報道されている中、去就が気になります。球団はまず宣言残留を認めて欲しい。宣言したら球団に残れません。どうしますか?では大地に失礼! 大地には、他球団の条件を聴いてもらい、納得した上で、マリーンズに残って欲しいものです。

記者に感謝します!

お久しぶりです。週刊の宣言にも関わらず、なかなか更新できず、申し訳ありません。
涙無しには読めない記事ですので転記させて頂きます。今度千葉マリンに行ったら神社をお参りしたいと思います。

ふてくされる暇があるならロッテ・鈴木大地を見た方がいい

【君島圭介のスポーツと人間】
遊撃手として2度ベストナインに輝いたが、二塁にコンバートされた。二塁手ではゴールデングラブを受賞したが、三塁に移った。今季はついに開幕戦でスタメンから外された。

実はほんの少し、鈴木を心配していた。小柄な体で、怪物が揃うプロに混じれば身体能力も高い方ではない。それでも全力プレーで自分の居場所をつかみ取ってきた。

その好青年が三塁の定位置までも失った。腐ってもおかしくない。さすがにへこんでいるだろうと思ったが、余計なお世話だった。

「悔しかった、で終わらせたくなかった」と、キャリアハイの活躍を続けている。9日には6月度の月間MVPも初受賞した。

6月16日の交流戦・中日戦(ZOZOマリン)では5点差で迎えた9回先頭の打席で2打席連続の本塁打を放ち、打者一巡で再び打席が来ると右前にサヨナラ打を放ち、一挙6点を奪う逆転劇の主役となった。

その試合は一塁手として出場していた。今季は慣れない左翼の守備にも就いている。昨オフに日本ハムから16年の本塁打王レアードが加入した時点で、鈴木は今季の境遇を想定していた。

「可能性が1%でもあるならどこのポジションでも挑戦しようと思った」

学校で、職場で、理不尽な扱いに不満を募らせる人は多いと思う。この先、何が待っているのか漠然とした不安を抱えて毎日を過ごしている人もいるかもしれない。

鈴木は自身の立場について、こう言った。

「これからもっと苦しい思いをすると思う。でも、そのための準備はしてきた。今日一日を全力でやるから大丈夫」

ただむやみやたらに頑張っているわけじゃない。「僕みたいな選手は打たないと使ってもらえない」と、打撃を磨き続ける。しっかりした自己評価で、求められる部分で能力値を上げ続ける。

もしも今の状況が嫌になってしまったという人がいたら、球場に足を運んで鈴木大地の背中を見ればいい。きっと元気をもらえるはずだ。そこには幸運のナンバー「7」が輝いている。(専門委員)
出典:ニッカンスポーツ