眉村卓さん、天国でも作品を

11月3日、SF作家の眉村卓さんが肺炎で亡くなられました。85歳。最近見た眉村卓さんは本当に細くなられていたので心配していました。

小中学生の頃、私が一番読んだ作家が眉村卓さん。角川文庫の作品を端から端まで読んでいたと思う。特に好きだったのが『産業士官候補生』で過度の組織統率や文化の進化を風刺した短編集だったと思う。その中の「クイズマン」は自分もクイズ好きだったこともあり、またクイズ自体が作品に取り上げられることの少ないジャンルだけに、登場人物に思い入れをして読んだ記憶がある。

またNHKで大相撲中継の後、「少年ドラマシリーズ」として小中学生向けのSFドラマをシリーズとしてやっていたが、その中での1974年「まぼろしのペンフレンド」、1975年「なぞの転校生」、1977年「未来からの挑戦」(のち「ねらわれた学園」)が印象的で、わたしのドラマ好きを形成した作品群でした。

今あらためて想い出の作品を読み返し、晩年に妻との実生活を作品とした『僕と妻の1778の物語』(2011年公開)をまだ観ていないので鑑賞してみたいと思います。眉村さんは多作なので、ゆっくりお休みくださいと言っても筆を握っていることでしょう。ご冥福をお祈りします。

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