何をしたかでなく何のためにしたか「雨あがる」

時代劇専門チャンネルで「雨あがる」を観ました。普段、時代劇はあまり観ない私ですが、クイズレジェンド宮崎美子さんが主演とのことで前から見たかった映画でした。「雨あがる」は、故・黒澤明が最後まで映画化を目指した企画を28年間助監督として師事した小泉堯史とスタッフが完成させた時代劇です。1999年ベネチア国際映画祭で緑の獅子賞受賞ほか、日本アカデミー賞8部門受賞など国内外で高く評価されました。あらすじは以下の通りです。

剣の腕は立つが、世渡りが下手な浪人三沢伊兵衛(寺尾)とその妻たよ(宮崎)は、仕官の口を求める旅の途中で雨に降られ、川の氾濫により木賃宿に逗留することになる。伊兵衛は、宿に泊まる貧しい旅人たちを元気づけようと、賭け試合で金を都合し人々に酒や食べ物をふるまう。翌日、とある喧嘩を仲裁したことから、それを見ていた和泉守(三船)に呼ばれ、御前試合をすることになる。伊兵衛、念願の仕官は果たして成就するのか。 (出典:時代劇専門チャンネル)


▲『雨あがる』三沢伊兵衛(寺尾聰)、たよ(宮崎美子)

「雨上げる」のタイトルも秀悦です。物語の佳境で、伊兵衛の妻(宮崎美子)が、和泉守の家臣(井川比佐志、吉岡秀隆)に伝える言葉「大切なのは、何をしたかではなく、何のためにしたかではございませんか」は心に染みます。和泉守(三船史郎)も人間ぽくてなかなか楽しいです。時代劇もいいもんだなと思いました。

<クイズ>
Q:もとは木彫り人形、あやつり人形の意味で、気の利かない人、役に立たない人を例えて何というでしょう?
A:木偶の坊(でくの坊)

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